
【雑学】バッハは日本語で〇〇さん
2020年5月10日こんにちは!まわしなべにくです!
本日はYouTubeにアップした動画の紹介と解説になります。
今回はこの方に関しての動画

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750)
18世紀のドイツ(当時は神聖ローマ帝国)で活躍した作曲家・音楽家
バロック音楽の重要な作曲家の一人で、鍵盤楽器の演奏家としても高名であり、当時から即興演奏の大家として知られていました。
バッハ家は代々音楽家の一族なので区別するために大バッハ、J.S.バッハなどと呼ばれていて、日本では「音楽の父」なんて呼ばれていますよね。
「バッハは日本語で小川さんなんだよー」という小話がありますが、実際はそうではありません。
確かにバッハを表す「Bach」は和訳すると「小川」になります。

こんな感じですね。おがわ、ながれ、川の言う意味にはなります。
しかし、Bachという人名に関しては全く別のルーツがあります。
それは「おひねり」「ギャラ」という意味です。
流しの芸人や詩人に向けて渡すお金のことを「pah」や「pacht」という言葉が語源になったそうです。
こればドイツ語や、スウェーデン語などのもととなったゴート語の時代からあった単語で非常に古い歴史があります。
ちなみに英語で協定や、条約、約束を意味する「pact」は同じ語源です。
というわけでバッハは日本語にすると「おひねりさん」になります。
代々音楽家であるバッハにとってはちょうどいい名前なのかもしれませんね。
また、ドイツ語で「BACH」は「シ♭ラドシ」になり、本人はとても誇りに思っていたそうです。
余談ですが、バッハは生涯に2度結婚し、十一男九女の20人の子供をもうけたが、10人は夭逝し、成長したのは男子六人と女子四人の10人だったそうです。
というわけで今日はここまで!ごきげんよー!!