七福神とは?日本出身の神様は?
2020年5月10日こんにちは!まわしなべにくです!
本日もYouTubeの解説と紹介になります。
動画は下記になります。
福をもたらすとして日本で信仰されている七柱の神です。
七柱は一般的には、恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天とされていますが日本出身の神様は一人しかいません。
さて、だれでしょう?というのが今日のお話ですが…
そもそも七福神ってなんなんでしょう。
私は知りませんでした…。
大黒を台所の神として祀ることは最澄が比叡山で始めたことで、それが徐々に民間に広まったそうです。
これが民間において日本の土着信仰の神である恵比寿とセットで信仰されるようになった歴史的な経緯はよくわかっていないらしい…。
平安時代以降、最澄が始めた大黒天振興や、鞍馬の毘沙門信仰からはじまった毘沙門天振興をベースに恵比寿・大黒天、毘沙門天をセットで三神として信仰されることが起こしました。
その後、まとめて七柱の神仏のセットができたのは室町時代末頃といわれていますが、ほかに中国にある伝承の八仙を期限とする説もあり先述の通り経緯ははっきりとわかっていません。
では、それぞれの神様について軽く説明していきましょう。
大黒天
大黒柱と現されるように食物・財福を司る神
インドのヒンドゥー教のシヴァ神の化身マハーカーラ神。
日本古来の大国主神の習合
毘沙門天
元はインドのヒンドゥー教のクベーラ神。
福徳増進の神であったが、仏教に取り入れられてから、戦いの神としてしだいに民衆に信仰されるようになる
弁才天(弁財天)
七福神の中の紅一点。音楽・弁才・財福・知恵の徳のある天女
元はインドのヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー神
のちに仏教にも取り入れられる
七福神の一柱としては「弁財天」と表記されることが多い
福禄寿
幸福, 封禄(財産), 長寿 (健康を伴う長寿)をつかさどる。もとは中国道教の神
寿老人と同一神とされることもある。長寿と福禄をもたらす
寿老人
道教の神で南極星の化身の南極老人。日本の七福神の一人としては白鬚明神とされることもある
布袋
唐の末期の明州(現在の中国浙江省寧波市)に実在したといわれる仏教の禅僧。
弥勒菩薩の化身ともいわれている。
その太っておおらかな風貌が好まれ、トレードマークである大きな袋を常に背負っており、生臭ものであっても構わず施しを受け、手にした袋から財を出し与えてくれる。
恵比寿
福の神として「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす神。唯一日本由来の神である。
伊邪那岐命・伊邪那美命の間に生まれた子供「蛭子」(ヒルコ)、もしくは大国主神の息子である「事代主神」(コトシロヌシ)などを祀ったもので古くは「大漁追福」の漁業の神である。
【答え】恵比寿
日本生まれの神様は、商売繁盛のご利益でも人気の恵比寿だけ。ほかの神仙たちはインドや中国出身です。
福をもたらす縁起のよい神々として、めでたい正月に欠かせない「七福神」は、商業が発達した室町時代に発生した福神信仰に由来します。
七福神の神々は当初入れ替わりもあったようですが、江戸時代後期以降、現在の面々に固定されたようです。
ほかには吉祥天・お多福・福助・稲荷神・猩猩・虚空蔵菩薩・宇賀神・達磨・ひょっとこ・楊貴妃・鍾馗・不動明王・愛染明王・白髭明神 などが七福神にいれられたことがあるそうです。
では今日はここまで!ごきげんよう!